「栗原はるみ」は「すてきレシピ」「たれの本」などをはじめとした料理本を沢山出版しており、ミートローフ、ビーフシチュー、おせち、チーズケーキ、パンナコッタ、プリンなどのレシピがありますが、特に主婦の目線を生かした「にんじんサラダ」で爆発的な人気を呼びました。彼女はその他にも、レストラン&カフェを併設している「ゆとりの空間」のショップを全国展開するとともに、エプロン、フライパン、鍋などのこだわりのキッチン用品や食器を紹介ています。
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栗原はるみは元ニュースキャスターの栗原怜児の妻ですが、1992年に出版した「ごちそうさまが、ききたくて。」がミリオンセラーとなりました。特に、そのなかの「にんじんサラダ」が好評だったのは、このメニューがにんじんが嫌いな子供にも食べてもらえ、かつ、スピーディーに作れて忙しい主婦にうってつけだったからでしょう。主婦目線にこだわった料理が人気の秘密といわれています。
栗原はるみさんは一男一女の母として主婦業にいそしむかたわら、料理研究家として活躍し始めたわけですが、1994年には「ゆとり空間」と言うカフェも立ち上げました。「ゆとり空間」は、料理家の片手間の会社という規模ではなく、企業として全国的に店舗展開をしている会社で、それは社長である夫の栗原怜児の協力があってこそできたことでしょう。
現在の栗原はるみさんは、単に料理研究家の範疇に止まらず、ライフスタイルのプロデューサー的な役割もこなしています。
百貨店などの「栗原はるみショップ」や「私が住みたい家」シリーズなどは、キッチンメーカーやハウスメーカーとのコラボレーションで出来上がった商品と言えます。
最初はカフェ事業から始まった「ゆとり空間」においても、食材を扱ったゆとりのキッチンやハンドクリームやフットクリームを扱った「KURIYA」などのブランドをたちあげました。さらに2006年には季刊誌「栗原はるみ haru_mi」も創刊しています。
栗原はるみのスタンスは、普通の主婦の目線からライフスタイルをみているもので、料理もそのひとつ。三ツ星レストランで出てくるような高価な食材を使って見た目も楽しめるような料理よりも、毎日家族がおいしく楽しく食べられるよう考えて作られたレシピばかりです。
住まいの問題でも、肌や足のケアの問題でも、普通の主婦の視点から提案されており、それらが一般の主婦を中心とした消費者の絶大な支持を受けている所以でしょう。
「cafe'ゆとりの空間」のメニューもワンプレートランチや家庭料理が中心になっており、実生活の感覚に近い料理がラインナップされています。
「栗原はるみショップ」は栗原はるみのセレクトショップのようなお店ですが、キッチン用品をはじめとして、グラスや食器から、和食器や漆を用いたものまで、普段使いできるものばかりがそろっています。
「私が住みたい家」シリーズは木下工務店とのコラボレーションで立ち上げた戸建住宅のブランドです。「居心地の良い家」と言うシンプルなコンセプトをうたっており、彼女らしく一般主婦の身の丈分の住居、といったイメージがあります。贅沢ではないが、棲みやすくて心地いい住宅として、人気が有ります。
「私が住みたい家」シリーズの家を一言で言えば、機能的であるとともに遊びのある家と申しましょうか。隅々に主婦としての栗原はるみのアイデアが盛り込まれていて、住まいの壺を心得ています。
2005年に『Harumi's Japanese Cooking』で受賞した第10回グルマン世界料理本賞は、彼女の飛躍を大きく印象付ける出来事でした。季刊誌「栗原はるみ haru_mi」に繋がるキッカケにもなり、今後もますます彼女の活動から目が離せません。